奥が深いハブラシの世界。
ラウンド毛とテーパード毛のちがい。

一見、どれも同じような形をしているハブラシ。
でも実は、ブラシの毛の種類からヘッドの大きさまで、細かく作り分けられているのをご存じですか?

今回は、そんなハブラシの作りについて解説。
ぜひ、ご自身のハブラシ選びの参考にしてみてください。

ハブラシによって形は様々!
ヘッド・ネック・ハンドル

みなさんはハブラシを買う時、何を基準に選んでいますか?
まず、見た目の違いで分かりやすいのは、ヘッド・ネック・ハンドルの3つ。

形状によってどんな違いがあるのか、さっそく見ていきましょう。

#01ヘッド

ヘッドとは、ハブラシの先端部分のこと。ドラッグストアなどで見てみると分かりやすいのですが、実は、小さなものから大きなものまで、様々な種類が存在します。
例えば小さいヘッドであれば、奥まで磨きやすくなるのが特徴。また、小回りも効くため、磨く箇所を細かく調整することもできます。
一方、大きいヘッドであれば、細部は磨きにくくなりますが、その分一度に磨ける面積が大きくなります。

#02ネック

ネックは大きく、「ストレート」と「カーブネック」の2種類に分けられます。
ネックがまっすぐな「ストレート」は、磨くときに力が伝わりやすいため、しっかり磨きたい方におすすめです。しかしながら、力のコントロールが難しく、ブラッシング技術を要するともいわれています。
一方、ネックが少し曲がった「カーブネック」は、「ストレート」に比べてハブラシが奥まで届きやすくなります。磨き残しが気になる方は、ぜひ「カーブネック」も試してみてください。

#03ハンドル

ハブラシの多くは、すらっとしたストレートタイプですが、中にはカーブしたものや、少し太めに作られたものも。
カーブタイプは、奥歯が磨きづらい方におすすめで、また、握力が弱い方も握りやすくなるという特徴があります。
一方、太めのタイプは、例えば子供にも持ちやすい形となっており、しっかり握りながら磨くことができます。

このように、ヘッド・ネック・ハンドルの形状は様々ですが、何が合うかは人それぞれ。
ご自身のお悩みに合わせてハブラシを変えてみると、より適切なオーラルケアができるようになります。

磨きやすさを左右する、
ブラシ毛の丸みと細さ

実はハブラシの「ブラシ毛」にも、いくつか種類が存在します。
大きく「ラウンド毛」「テーパード毛」の2つに分けられるので、
それぞれの特徴を見ていきましょう。

#01ラウンド毛

ラウンド毛は、毛先が丸くカットされたタイプのブラシ毛。先端が丸みを帯びている分、毛が触れる面積が大きく、刷掃力に優れています。
ただ、そのぶん歯間部のような細部は磨きにくいため、歯並びが気になる方や、歯間の磨き残しが気になる方は注意が必要です。

#02テーパード毛

テーパード毛は、ラウンド毛とは対象的に先端が細くなっているのが特徴。毛が触れる面積が小さいので、ラウンド毛より刷掃力は劣りますが、歯間部や、歯と歯肉の間にしっかりアプローチすることができます。
一方で、先端が尖っている分、磨いているときにチクチクする感覚もあり、磨き心地に違和感を覚える方もいるようです。

このように、ラウンド毛・テーパード毛それぞれに一長一短があります。
メーカーの独自開発でいろんな種類のブラシ毛が開発されていますが、
基本は「ラウンド毛」「テーパード毛」どちらかの派生になります。
ぜひ、ご自身の歯の状態や歯並びに合わせて、ご自身にあったハブラシを探してみてください。

RECOMMENDED

ムシ歯、歯周病を予防したい方におすすめ

コンクールF

ムシ歯、歯周病を予防したい方に

薬用マウスウォッシュ

コンクールF

医薬部外品
ジェルコートF

ムシ歯、歯周病を予防したい方に

フッ素コート歯みがきジェル

ジェルコートF

医薬部外品
リペリオ

歯肉トラブルの方に

歯肉活性化歯みがき剤

リペリオ

医薬部外品