妊娠中は、女性ホルモンの変化によって、歯周組織にも様々な影響が出ることがわかっています。
                        歯肉の炎症が起きやすくなったり、歯周病になりやすくなったり…。
                        そこで今回は、妊娠期とオーラルケアの関係性を徹底解説。
                        ケアのポイントや注意点についてお伝えします。
                    
 
                        
                            つわりや貧血、食道炎まで。
妊娠中に表れる代表的な症状を解説
                        
赤ちゃんの成長とともに、つわりや腰痛など様々な変化が表れる妊娠期。
まずは妊娠の時期別に、どんな症状を感じやすくなるのかチェックしていきましょう。
#01妊娠初期
 
                                    
                                    ホルモンバランスが急激に変化しやすくなるこの時期。
                                    つわりが起きるだけでなく、実は女性ホルモンの増加で腸の運動機能も低下してしまいます。
                                    その結果、胃もたれや便秘を引き起こしやすくなるため注意が必要です。
                                
#02妊娠中期
 
                                    
                                    つわりが落ち着き始め、「安定期」とも呼ばれるこの時期。
                                    ただ、赤ちゃんが大きくなってくるため、胎盤や胎児に血液・鉄分を多く送るようになり、貧血を起こしやすくなります。また、むくみも起きやすくなると同時に、子宮が大きくなるにつれて胃が圧迫され、逆流性食道炎も起こしやすくなります。
                                
#03妊娠後期
 
                                    
                                    妊娠後期になると、みぞおちあたりまで子宮が広がり、お腹のハリも更に感じやすくなります。
                                    体重が増加し、高血圧のリスクも高まるので注意が必要です。また、重度の妊娠性高血圧の場合、母体と胎児の状況を考えた上で、早産に踏み切ることも。結果的に早産となるので、妊婦検診を受け、体調管理と十分な休息をとるよう心掛けましょう。
                                
                            つわりや貧血、食道炎まで。
妊娠中に表れる代表的な症状を解説
                        
赤ちゃんの成長とともに、つわりや腰痛など様々な変化が表れる妊娠期。
まずは妊娠の時期別に、どんな症状を感じやすくなるのかチェックしていきましょう。
#01歯周病菌の増加
 
                                    
                                    ホルモンバランスが急激に変化しやすくなるこの時期。
                                    つわりが起きるだけでなく、実は女性ホルモンの増加で腸の運動機能も低下してしまいます。
                                    その結果、胃もたれや便秘を引き起こしやすくなるため注意が必要です。
                                
#02免疫力の低下
 
                                    
                                    つわりが落ち着き始め、「安定期」とも呼ばれるこの時期。
                                    ただ、赤ちゃんが大きくなってくるため、胎盤や胎児に血液・鉄分を多く送るようになり、貧血を起こしやすくなります。また、むくみも起きやすくなると同時に、子宮が大きくなるにつれて胃が圧迫され、逆流性食道炎も起こしやすくなります。
                                
#03毛細血管の拡張・増生
 
                                    
                                    妊娠後期になると、みぞおちあたりまで子宮が広がり、お腹のハリも更に感じやすくなります。
                                    体重が増加し、高血圧のリスクも高まるので注意が必要です。また、重度の妊娠性高血圧の場合、母体と胎児の状況を考えた上で、早産に踏み切ることも。結果的に早産となるので、妊婦検診を受け、体調管理と十分な休息をとるよう心掛けましょう。
                                
妊娠期はここがポイント!
オーラルケアのコツと注意点
                        
様々なリスクを持つ、妊娠中の口内環境。
                            日によって体調も大きく変化するので大変だとは思いますが、
                            無理のない範囲でオーラルケアを取り入れましょう。
 
                                 
                                
                            ご存じの通り、妊娠初期はニオイに敏感になることが多いです。そのため例えば歯磨剤も、香料が強くないものに変えたり、「オレンジ味」などのさっぱりとした柑橘系タイプを取り入れると良いでしょう。
                            また、妊娠期の口内は細菌が増殖しやすくなったり、歯周病リスクが高まっているため、殺菌成分が配合された歯磨剤をおすすめいたします。
                        
 
                            
                            特に妊娠期はつわりもあるため、小さめの歯ブラシを使いながら、優しく小刻みにブラッシングするのがおすすめです。体調が優れないときは、無理にブラッシングせずマウスウォッシュに頼るのも良いでしょう。
                            手軽に清潔さを保つことができ、使用後もさっぱりするのでおすすめです。
                        
                        いかがでしたか?
                        今回お話したように、妊娠期とオーラルケアの間には深いつながりがあり、健康上のリスクも高まります。
                        そして不安なことも多い妊娠期ですから、まずはかかりつけの歯科医院に相談することが大切です。
                        無理のない範囲でオーラルケアに取り組みつつ、少しでも健康な状態を保っていただけると幸いです。
                    


