腫れたり、出血したり、下がってきたり。
日々のケアや年齢に応じて、様々な変化が起きる歯肉。
今日は、そんな歯肉の変化の中でも、「出血」について解説。
歯周病との関係についても説明していきます。
歯肉の出血はなぜ起きる?
原因1:外傷による出血
「ハミガキをしていると血が出た・・・」
歯肉からの出血は、多くの方が経験されていることではないでしょうか。
実は歯肉の出血には、大きく2つの原因が考えられます。
そのうちの1つが、オーバーブラッシングなどの「外傷」による出血です。
「外傷」とは、外部からの刺激によって生じた損傷のこと。
いわゆるケガの状態です。
力を入れすぎてブラッシングをしていたり、硬めの歯ブラシを使うことによって生じる「オーバーブラッシング」がその例です。
「ハミガキをしていると血が出た・・・」
歯肉からの出血は、多くの方が経験されていることではないでしょうか。
実は歯肉の出血には、大きく2つの原因が考えられます。
そのうちの1つが、オーバーブラッシングなどの「外傷」による出血です。
こういった「外傷」が原因の出血は、2~3日で自然に回復します。
しかしながら、オーバーブラッシングを続けることで、歯肉退縮が起こり、さらに根面う蝕などにつながる可能性もありますので、定期的に歯科医院に通い、適切なセルフケア方法を身につけることが大切です。
「外傷」とは、外部からの刺激によって生じた損傷のこと。
いわゆるケガの状態です。
力を入れすぎてブラッシングをしていたり、硬めの歯ブラシを使うことによって生じる「オーバーブラッシング」がその例です。
こういった「外傷」が原因の出血は、2~3日で自然に回復します。
しかしながら、オーバーブラッシングを続けることで、歯肉退縮が起こり、さらに根面う蝕などにつながる可能性もありますので、定期的に歯科医院に通い、適切なセルフケア方法を身につけることが大切です。
歯肉の出血はなぜ起きる?
原因2:歯周病による出血
外傷の場合は、ブラッシング方法の改善などでケアすることができますが、
問題なのがこの「歯周病(歯肉炎)による出血」というケース。
歯周病は歯周病菌によって歯周組織に炎症が起こっている状態です。
「血が出ると怖いから」といった理由で、出血する部位を磨かなかったり、歯間ブラシやフロスの使用をやめてしまうと、炎症は治まるどころか悪化し、より出血も多くなってしまいます。
「歯周病(歯肉炎)による出血」が見られた時は、しっかりとブラッシングを行うことの方が大切です。
外傷の場合は、ブラッシング方法の改善などでケアすることができますが、
問題なのがこの「歯周病(歯肉炎)による出血」というケース。
歯周病は歯周病菌によって歯周組織に炎症が起こっている状態です。
「血が出ると怖いから」といった理由で、出血する部位を磨かなかったり、歯間ブラシやフロスの使用をやめてしまうと、炎症は治まるどころか悪化し、より出血も多くなってしまいます。
「歯周病(歯肉炎)による出血」が見られた時は、しっかりとブラッシングを行うことの方が大切です。
歯周病は「歯肉炎(歯肉だけが腫れた状態)」と「歯周炎(骨まで溶けた段階)」の
2つの段階に分けられますが、出血は「歯肉炎」のなかでも比較的早い段階で現れる症状です。
つまり、出血した状態を放置していると、歯肉の内側の歯槽骨にまで炎症が広がる「歯周炎」へと段階が進み、歯周組織を完全に回復させることも困難になります。
歯科医院へ行き、一刻も早くプロフェッショナルケアを受けることをおすすめします。
外傷?歯周病?
出血の原因の見分け方。
「自分の出血が、外傷によるものか歯周病によるものか分からない」
そんな方も、多くいらっしゃるかと思います。
でも、見分け方は意外と簡単。ポイントは、「歯肉の状態」にあります。
もし、歯と歯肉の境目(歯肉のキワ)のあたりが赤く腫れていたら、それは歯周病の始まり(歯肉炎)。
この状況で血が出ていたら、歯周病が原因である可能性が高いため、一度歯科医院を受診する必要があります。
プロフェッショナルケアを受け、ご自身でセルフケアをしっかり行うことができれば、
やがて歯肉の腫れも引いてきます。
すると出血も起きにくくなってくるので、まずはその状態を目標として、ご自身の歯肉と向き合ってみましょう。