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在宅援助技術
日本の高齢者DATA
在宅援助技術 日本の高齢者DATA
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1.日本の高齢化割合は?

日本の人口は、2022年10月1日時点で1億2,495万人。65歳以上人口は3,624万人(うち75歳以上は1,936万人)で高齢化割合は29.0%である。
これは総人口のおよそ3.5人に1人が65歳以上を占めている計算となるが、高齢化割合と高齢者数がピークを迎えるといわれる2040年には、65歳以上が総人口の34.8%となり、およそ3人に1人が65歳以上となることが推計されている1)。
2.持ち家をもつ高齢者の割合は?

65歳以上の家族がいる世帯では、持ち家をもつ割合が全体の82.1%と高い。ただし65歳以上の独り暮らし世帯になると持ち家をもつ割合が66.2%に下がり、独り暮らし世帯の33.8%は公営・民営などの何らかの借家を住居としている2)。
3.独り暮らし高齢者の割合は?

65歳以上の独り暮らしは、男女ともに増加傾向にある。1980年では65歳以上の独り暮らしは男性4.3%、女性11.2%であったが、2020年には男性15.0%、女性22.1%となっている2)。
4.健康状態は良い・悪い?

65歳以上の高齢者に、厚生労働省が現在の健康状態を調査したところ、「良い」または「まあ良い」と回答した人の割合は31.2%であった2)。
5.高齢者の要支援・要介護割合は?

要介護または要支援の認定を受けた65歳以上の高齢者の数は、2019年で655.8万人であり65歳以上全体(3,589万人)の18.3%を占めている。とくに75歳以上の同認定を受けた高齢者に限ると583.2万人であり、65歳以上の同高齢者の88.9%を占める2)。
出典:
1)厚生労働省:令和5年版高齢社会白書(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/05pdf_index.html)2023年10月1日閲覧.
2)厚生労働省:令和4年版高齢社会白書(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/zenbun/04pdf_index.html)2023年10月1日閲覧.